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片頭痛の新しい治療法-CGRP標的療法について

2021.04.02

CGRPは脳の中で痛みに関係する物質です。この物質が作用すると脳の血管が拡張し神経炎症を引き起こし片頭痛発作のきっかけになります。古くからこのCGRPの作用を無効にできれば頭痛がなくなることが期待されて研究が続けられてきました。

このたび、幾多の困難を乗り越えて初めてCGRPを無効化できる治療薬が発売になります。すでに海外では使用が開始されています。当院では同種の薬剤の国際的な臨床治験に参加して有効性を肌で感じてきました。これまでいろいろな治療をなされたが満足のいく効果がない患者さんは一度検討してみる価値はあります。

エムガルティという薬剤で月に1回の注射を行います。


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